血行が悪いだけではない。肩こりってどうしてなるの?
2016/09/07
肩こりに悩まされている人は非常に多くいらっしゃいます。
特に日本人に多く、ひどい肩こりのせいで日常生活に支障をきたしてしまって困っている人も多いようです。肩こりはどうしてなるのかというと、血行が悪いからだと思いがちですが、血行が悪いことだけが肩こりの原因ではありません。
姿勢が良くないのも原因
血行不良も肩こりの要因になるのはもちろんですが、パソコンを長時間同じ姿勢でやっていたり、デスクワークや勉強を無理な姿勢で続ける事など、体を長時間同じ姿勢に保つことにより筋肉が固くなる事により疲れがたまってしまいます。それが原因で、疲労物質が溜まってしまいます。疲労物質がたまってくると、筋肉が固くなり、末梢神経が圧迫され、肩がこっていると感じてしまうのです。
同じ姿勢をとり続けているのは良くない事だと皆さん分かってはいるようですが、パソコンなどを集中してやっていると、気づけばついついあっという間に時間がたっており、肩や腰の不調がいつまでも続いてしまっている人が多いです。
肩や腰がこっていると感じる程度であればまだ良いのですが、ひどくなってくると、慢性的な肩や腰の凝りから更に手足の痺れまでが現れてしまいます。痺れもそのまま放置しておくとどんどん悪化していき、最終的には手術をしなければ治らないようになってしまうこともあります。
疲れが溜まる前に筋肉を動かす
ただ肩がこるだけだと安易に考えることは大変危険を伴いますので、なるべく長時間同じ姿勢をとり続けて、筋肉を固くこわばらせてしまう事は避けるようにしましょう。それにはこまめに休憩をはさみつつ、疲れがたまってしまわないように気を付ける事がとても大切です。
少し気にかけているだけでも、つらい肩や腰の凝りを軽減していけます。
慢性的な肩や腰の凝りに悩まされている人は、少し肩を動かすだけでも激しい痛みを感じてしまったり、揉んだり、温めたりしても全く凝りが軽減されず、ずっとつらい思いをしてしまう事になります。
少しの気づかいで予防が出来る
何故肩や腰が凝るのか、理由を明確に知っておくことは、肩や腰の凝りを予防する事につながっていくため、どういった経緯で凝りにつながっていくのかを把握しておきましょう。きちんとご自身で自覚しておくことにで、自然とこりにつながる事は避け、肩こりの予防が出来るようになっていきます。
ひどい状態になるとどうなるのかもきちんと把握しておけば、更に予防に徹底する事が出来ますので、しっかりと知識をつけておき、こり知らずの快適な生活を送っていけるように心がけましょう。